スループットについて

営業

「仕事量のうちお金に変換されたぶん」のことを「スループット」と呼びます。

どれだけ頑張っても、どれだけ製造できても、どれだけ喜んでもらえても、エンドユーザーに利用されてお金に変換されないと価値がないという考え方です。

(お金には代えられないものがあるという考えはここでは切り離します)

どれだけ素晴らしいサービスを広めても、使う人がいなければスループットにはなりません。

どれだけ高性能のパソコンを開発しても、誰も購入しないのであればスループットにはなりません。

どれだけ素敵なデザインの服を作っても、誰も着ないのではスループットにはなりません。

各スタッフがこなした作業を次の作業へと繋いでいき、完成して「課金」が行われた瞬間までは、スループットにはならないのです。

「作業から作業へと繋ぐ行為」が迅速だと、スループットは一気に積み重なっていきます。
「繋ぐ行為」でもたついていると、スループットが減るかもしれません。

「繋ぐことができていない状態」のことをボトルネックと呼びます。ボトルネックが存在する場合は、それ以外の箇所の人員がどれだけ尽力してもスループットを積むことはできません。

ボトルネックが発生した場合は、それ以外の部分に関わるスタッフは「休む」「先回りして可能な作業をする」「ボトルネック工程をサポートする」のいずれかをチョイスする事になります。

ボトルネック工程をサポートできるのであればそれがベストですが、ノウハウがない人が手伝っても教えたり修正したりする作業が生じて、むしろ効率が悪くなる恐れがあります。

また、特にインターネット開発に関しては、「進行中に細かい部分を決める」という状態になりやすいので、先回りをして作業をするのは現実的ではありません。

ですから、ボトルネックが発生したら休息するのが案外有効です。
休息することで、それ以降のパフォーマンスがアップします。

ですが、スループットが最大になるのは、やはり「繋ぐ行為」が全て上手くいっていて、ボトルネックが発生していないときです。

したがって、チームリーダーはリソースとゴールを適切にコントロールして、どこにもボトルネックができないようにする必要があります。