2005年05月26日
USと日本のオンライン小売市場かんたん分析
[05.EC]
USのネット小売マーケットが相変わらず高い成長率を保っています。
米オンライン小売り販売、20%台の成長続く -ITmedia
調査会社Forrester ResearchとShop.orgが5月24日発表した年次報告書によると、米国のオンライン小売り販売額は2004年、23.8%増の1414億ドルとなった。今年は22%伸びて1724億ドルに達する見通し。
円換算するとおよそ15兆円のマーケットサイズということです。2005年には20兆円に近づく。統計手法は異なるでしょうが、NRIによる日本のB2C EC市場規模の予測は2004年で2.9兆円、2005年で3.6兆円、2006年で4.2兆円。成長率は20%強でほぼ同程度です。
国内総生産の比較でいうと、USのGDPは日本の2.5倍です。最近のネット関連のトレンドでは、日本はUSの2年遅れ程度と見る向きが大方ですので、単純に計算すれば、2006年頃には日本のオンライン小売マーケットが6兆円程度になることもマクロのマーケット総体から見れば十分可能な範疇です。逆の見方で言うと、日本のB2C EC市場は現状でも150%の成長余力がある、と。
日本には狭く密集した国土という地理的要因や多段階卸やリベートといった独自の商慣行、可処分所得の薄い層のトレンドリード、カード等の決済手段への抵抗、キーボードアレルギーといったマイナス要素はあるものの、ブロードバンド常時接続環境の普及率の高さ、ケータイ決済の普及など、プラス要因も十分にあります。
そこを捉えてもっとB2C ECへの新規参入が進み、市場が活性化してその成長余力が発揚されることが期待されます。
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