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2005年06月23日

mixiが日経ヒット商品番付に

昨日発表の日経MJの2005上半期ヒット商品番付の「前頭」に『mixi』がランクインしていた。

このところメディア露出も頻繁なmixiだが、実際の加入者は80万人程度(ネットユーザの1~3%)であり、認知度もまだ一般には高いものではない。これは、4Pで言うところのPlacementとPromotionを『招待制』という参加システムそのものに依存するスタイル(リアルの「ネットワークビジネス」同様、極めて費用対効果は高い)をとっているために、従来型のネットサービスが普及する過程で一般的に行われるマスプロモーションを経ていないことによるところが大きい。ただし、通常のネットサービスでは認知度>加入率>アクティブ率という各段階のマーケット反応率は大きく数値に開きが出るものだが、mixiの場合はこの幅が極めて小さい(知っている人が加入していてしかもアクティブであるという比率=「濃さ」が極めて高い)ことが特徴となっている点も着目点である。これは、『招待制』および『人の輪づくり』というプロダクト本来の特性がサービスの粘着性を極めて高くしているという証左でもある。

また、「日経ヒット商品番付」といえば、およそマスマーケット対象の商品がラインナップされることが通常であるにも関わらず、80万ユーザ規模のmixiが取り上げられているということは珍しい事象である。おそらく、日経MJのヒット商品番付担当者周辺に「mixi中毒患者」がいるのだろうと推測できる。このように、メディア関係者、IT業界関係者、インフルエンサー層に高濃度に普及・浸透している点がmixiの特異性のひとつであるといえるだろう。

そのような目線で見ることもできる今回のヒット商品番付ランクインだが、ネットに関係ない人々の目線から見ても「mixiという日経様に認められたサービス」という認知を勝ち得る機会を得たという意味で、またネットコミュニティがリアル一般市場において市民権を得たという意味で、たいへん意義深いニュースであったと思う。

笠原さん、スタッフのみなさん、中のみなさん、  おめでとうございます。


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