2006年01月09日
2006年を予測してみる(後編)
2006年を予測してみる(前編)より続く
そんな中、私が次に旬扱いになると見ているもののキーワードは下記のようなもの。2006年1月9日時点でのものなのでもちろん変化はし続けますが、現時点の予測ということで。
■When&ToDo
GoogleLocalやGoogleBaseのように地理軸で情報をプレゼンテーションする流れに続き、時間軸で情報をプレゼンテーションすることへの(一部の整理学上の)ニーズが高まっていることへの対応が進行する。具体的には、ソーシャルデータ(SNS・ブログ・プロフィール・検索結果等)を時間軸にプロットするサービスなど。また、ソーシャライズ進展の流れとして、ブログ=思考の共有、SNS=人間関係の共有、RSS・SBM=情報ソースの共有といったものに続いて「スケジュールとタスク・ワーク・ビジョンの共有化」が旬になるだろう。
注目株:・CheckPad・ビジネスgoo・FeedPath
■マイクロアドバタイズメント
CGMに貼り付られ、ユーザーに還元される広告が一層盛んになり、多様化する。AdWords・Overtureをはじめとするキーワードマッチ、Adsense・BlogClickなどのコンテンツマッチに続き、gooが提供を始めたエリアマッチ、RSSマッチ、そしてビヘイビアマッチ、PodCastingメタ情報マッチなどのマッチング型で最適なAdが提示されるモデルが堰を切ったように登場する。注目は音声広告型、動画広告型が進展するかどうか。かつてソニーと電通の合弁で華々しくデビューして人知れず消えた「PaSaTa」という動画マッチング広告の配信PFのようなサービスの登場は今こそがタイミングと言えるのではないか。
注目株:・MicroAd・Feedburner・エリアマッチ
■携帯-PC連動サービス
ソフトバンクらの携帯参入を機に、2006-07年は「FMC」(Fixed&Mobile Convergence)が喧伝されることになる。ワンフォン等の基本サービスもさることながら、携帯のモビリティという本質的強みから「地域」という軸が重要視され、地図・地域情報ベースのサービスも一層活性化する。そこに対してGoogleの打っている手も興味深い。携帯のGPS情報にCGM的要素が入り込む余地も大きいだろう。携帯へのマッチング広告配信も進行するだろう。
注目株:・ニワンゴ
一部当然視されているところもありますが、旬の予測としてはこのようなところを見ています。なお、業界全体としての空気は少なくとも2006年の年末までは現在のホットな状態を保って推移するでしょう。
その間に個人的にはいろいろな実験をしてみたいと思っています。また、現在の大企業的な文化とネットベンチャー的な文化の中間位置という立ち位置をうまく活かして立ち回りたいと思います。
ちなみに、ふと一年前の予測を見てみると、当時考えていたのは「小バブル」「ネットコミュニティフィーバーの沈静化」「マルチデバイス」といったところで、大方はずれてはいなかったようです。きれいに当たってるわけでもないですが(笑)。ただ、「エスタブリッシュとベンチャーの文化融合」という課題は今年も継続ですね。がんばっていきたいと思います。
関連:
・展望2006:MS、Google、Appleから見る2006年ウェブ、メディア再編 -CNET
・2006年 大胆不敵・当たらぬも八卦 広告・メディア業界予測 -Ad Innovator
・2006年、ネットビジネス予測。 -Speed Feed
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