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2006年03月03日

「mixiユーザー300万人突破」の着目点

mixiのユーザー数が300万人を突破しました。100万ユーザー突破に1年5カ月、100万人から200万人には4カ月と1週間かかりましたが、200万人から300万人には3カ月弱で到達した、ということで一層加速度を増しているということになりますね。

mixiユーザーが300万人突破 -ITmedia

1日あたりの平均増加人数は、2月第4週で1万4000人。1日あたりのページビューは1億5000万。コミュニティ総数は49万。3日に1回以上ログインするユーザーの率は7割を維持している。 mixi日記の総数は9500万、コミュニティのトピック(スレッド)総数も493万7000件で、ユーザー数200万人時からそれぞれ1.5倍に伸びた。

数字がグングンと伸びている点は今や特筆することではなく、純粋に「すごい成長力だ」というくらい。ただ、「3日以内ログイン率70%」という数字を2年間維持し続けていることはいつ見ても驚かされる。この数字はとにかく普通ありえないのです。

そんなありえない数字を保っている源泉が今回の記事には表れています。

同社の笠原健治社長は「ネットの世界で300万人は特筆すべきではない。300万人が楽しみ、フルに活動する中で、信頼に応えることができて始めて価値ある数字だと思う。今まで通り一歩ずつ着実に歩みを進めると同時に、その歩みを速め、全社一丸となって『mixi』を支えたい」などとコメントしている。

「全社一丸となって『mixi』を支えたい」
この言葉に笠原さんの姿勢がうかがえます。『mixi』は自社のサービス・プロダクトとしてではなく、ユーザーのコミュニティそのものが『mixi』であり、株式会社ミクシィはそれを支える運営者である、という認識ですね。このスタンスがmixiをここまで成長させた源泉だと思いますし、第1世代・第2世代の経営者には真似のできない思考だと思います。インターネットは1:Nの情報メディアではなくN:Nのコミュニケーションプレイスであり、事業者はその場で人や情報がより適切に流通するようにサービスを構成する役割を果たす、という考え方ですね。

そう考えると、Yahoo!がYahoo!というブランドでSNSを展開する以上は、いつまで経っても本質的にmixiに勝つことはないように思えてきました。「Yahoo!」はユーザーの気持ちの中で場とコミュニティそのものの名称にはなり得ませんものね。もちろん、ブランド以前に経営の思考が変化しないと始まらないわけですが。


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