2006年03月02日
老舗「インターネットマガジン」の休刊
インターネット誌の老舗インターネットマガジンが休刊。感慨深いです。
インプレスは3月1日、インターネットを専門に扱ってきた月刊誌「インターネットマガジン」を、2006年5月号(3月29日発売)を最後に休刊すると明らかにした。同社は「社会全体に大きな影響を与えるまでに成長したインターネットを、1つの雑誌でカバーすることは難しく、必ずしも読者ニーズに合っていないと判断したため」と説明している。
10年くらい前、初めて手にしたインターネットマガジンの背表紙についていた網の目のような日本のインターネットのネットワーク図のおかげでぼんやりと「インターネット」というものが可視化され、毎月そのネットワーク図の網の目が着々と濃くなっていくのを胸をときめかせながら見つめていた人も多いのではないでしょうか。(ときめいてませんかそうですか)
プロバイダーの広告を中心に(いつもInterQだらけだったのが印象的)どんどんと電話帳のように分厚い物体になってゆき、いつしか見るのがうんざりになっていきました。
昨年から紙面を刷新し、インターネット業界関係者向けの薄めのオピニオン誌のような姿となって以降、読みでのあるいい雑誌になったと思っていたのですが、結局休刊を迎えたとの報、残念です。
個人的には今年の1月号のWeb2.0特集で執筆させていただいたのですが、その時はインターネットマガジンの編集者の方からこのブログ経由で直接ご連絡をいただき寄稿が決まりました。「老舗だけどインターネット的な誌面作りをしてるなぁ」と感心したのを覚えています。
PC関連出版では、1988年に創刊した朝日新聞社「ASAHIパソコン」が3月15日号(2月28日発売)で、1989年創刊のソフトバンククリエイティブ「C MAGAZINE」が4月号(3月18日発売)で休刊するなど、老舗雑誌が相次いで姿を消す。
ちょうど先日NHKの生活時間調査で日本国民の新聞接触時間の減少が顕著に示されていたり、今年か来年には日本の雑誌広告費とインターネット広告費が逆転するという状況の中、紙媒体がWeb媒体へ移行していくトレンドの、これが大きな第2波なのでしょうね。
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