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2006年11月23日

RTC Vol.17『口コミマーケティング』後録

出張のためアップが遅くなってしまいました。

11月20日、RTC Vol.17『口コミマーケティング』Supported by 日経BPを開催しました。今回は120名ほどの参加者の方々が集まって、赤城乳業さんの「ガリガリ君」の口コミマーケティング事例を中心に楽しい時間を過ごしました。楽しい時間? ええ、楽しい時間です。「ガリガリ君」のマーケティング事例がほんとにメチャクチャおもしろく、会場からずっと笑いの絶えない会になりましたね。

ガリガリ君似(笑)の赤城乳業マーケティング担当者萩原さんのキャラクターもよかったのですが、「あそびましょ。赤城乳業」というコーポレートメッセージを掲げる赤城さんが本当にそのメッセージの通りにマーケティングを遊んで遊んで遊び尽くしている様が見事に見て取れるプレゼンでした。

個人的に印象に残ったのは大きく2点。

まず、赤城乳業さんの「あそびましょ」の精神が本当のきめ細かいところにまで行き届いていること。例えば、ガリガリ君は1シーズンに3パッケージを作るそうですが、その3つのパッケージの中に(誰もわからないような)必殺技を組み込んでいることなどなど。「遊び心」や「突っ込みどころ」という言葉では表しきれないくらいの尖がり方を貫いていらっしゃるところが印象的でした。

こういったエッジの立ったマーケティングを実行しようと思ったら、普通の会社ならばアタマの硬いところ(多くは上の人)からのコメントが入って、調整を繰り返しているうちに尖がりが削られて丸い普通の企画になってしまうところでしょうが、そこを貫ける社風と経営陣の懐の深さに脱帽です。私もそうありたいな、と。

もう一つ、会場からの「萩原さんはアイス以外に何を売っていると思われてますか?」という質問に対する回答「私は話題を売っています」というのがとても刺さりました。「話題づくり」という言葉と対比して、「話題を売る」という考え方は「話題自体も売り物、そのプロダクトの一部」という思考と捉えることができます。これはBuzzマーケティングをものづくり企画段階から志向する上でとても参考になる考え方だと感じました。

萩原さんのプレゼンの後はガ島通信藤代氏を交えたトークセッション。炎上経験豊富な藤代氏の炎上論はいつもながら秀逸。また、私からお話させていただいた「口コミのポイント」
1.エッジ
2.オープン
3.ストーリー
4.クロスメディア
というお話など、本(口コミ2.0)の中で書かせていただいた内容を深耕したようなセッションになりました。

今回は会場の形がホール形式だったものでディスカッションタイムを持てなかったのですが、その分いつもにも増して参加者とトーカーの間のQ&Aのやりとりに熱が帯びていたのが印象的でした。

次回は12月16日(土)18:00~で、この1年を締めくくるRTC拡大版を予定しています。今回出張に行ってきて、スペシャルゲスト(予定)も内定してます。またみなさん、お気軽にご参加くださいね。


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