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2007年02月24日

RTC Vol.20 『2.0終了の次』 後録

アップが遅くなりました。2月19日、RTCカンファレンスのVol.20『2.0終了の次』の後録です。今回初めて相方の保田さんが参加できずに、藤代さんとのコンビになった理由は、保田さんのブログをご覧の方はおわかりですよね。おめでとう、ちょうさん!

今回はRTC最終回になるかも、という回だったこともあって、個人的にいろんな意味での思い入れとチャレンジを組み込んでの開催でした。

「Web2.0」については05年11月の回で取り上げて以来、何度も何度も取り上げてきていました。概念論、浸透論、どうやってビジネスにするの?、2.0バブルまずいんじゃね?、エスタブリッシュメントVSベンチャー、モバイルの2.0、口コミ2.0(笑)等々々。Web2.0にまつわるいろいろを参加者みんなで思考して議論している間にRTCは20回を迎えてた、という感覚です。

個人的にはブログ・SNSの興隆と時期を合わせて今のような活動を始めていったこともあるし、Web2.0の「本質」と「ラベル」の両方に育ててもらった感覚は強いです。なので、今回の「2.0終了」なんてことを言い切ってのテーマ設定には、「本質と、ふくらし粉をかけたラベルは切り分けて、本質を突き詰めましょうよ」という思いが強かったです。

ちなみに本来RTCは「思考深耕よりも思考拡張」「専門家の一極の意見よりも在野の多様な意見」「真理追求よりも裾野を広げる」「ややこしいことをわかりやすくする」といったようなことを根っこにおいて続けていますから、「本質を突き詰めましょうよ」というテーマ設定の仕方自体もチャレンジだったんですよね。まあ、何が一番チャレンジだったかと言えば、トンでるお三方のトークが収拾つくのかどうかまったく読めないセッティングだった、というところなんですが。

ゲストの猪子さん、佐藤さん、古川さんには本当におもしろいお話をしていただけました。ありがとうございました。お三方のトークも絶品だったのですが、今回の会で一番印象に残っていることは、とてもインターネット的なこの3人が、インターネット論を語っている中ではおおよそ同じものが根底に流れて表層でもシンクロしているのに、現時点で取っている行動・ワークスタイルが見事に分かれていること。

猪子さんは「好きなようにやりたいから上場なんかしない」と言い切っている社長、佐藤さんは先日大規模な増資も受けて成長路線まっしぐらの社長、古川さんは自分らしさを発揮できる環境をしっかり作りながら職業としてはサラリーマン。

インターネットに魅せられて、インターネットの可能性を引き出したりインターネットのベネフィットをより広い裾野に広めたりする取り組みを続けているビジョナリーの職業人としてのあり方が多様になっていることも、ブログ・SNS・Web2.0の為した業だなぁ、なんてことを思いながらぼんやりとモデレーションしていました。いやいや、ぼんやりしてちゃだめですね。

あとポイントとしては、猪子さんの「行為を消費」、佐藤さんの「統合ID」、古川さんの「寂しさを埋めてくれる何か」というそれぞれのコメントが印象的でした。

愚な感想文をだらだら書いてしまいました。では参加の皆さんのブログをご紹介です。


チミンモラスイ? : 『2.0終了の次』@RTCカンファレンス

以下、僕の考えた『2.0の次』もメモしておきます。例によってまとまっていませんが…

毎回みんな大感謝のチミンモラスイさんのフル議事録。チミンさんの思考吐露部分もおもしろいです。

RTCカンファレンス行ってきました。|今日のニッパウ

チームラボの猪子氏がすごすぎました。言っていることはものすごく正論で、まっすぐなのに何故か振り返るとバランスがおかしい。
ですが名言をいくつも仰っていたので、メモしとこうと思います。全てのネットに関わる人が読むべき内容です。

2.0は正論のカタマリである、ということかもしれませんね。

なんしかやってみな! » Web2.0の次

これがWeb3.0だ!みたいな1つの答えを出す趣旨ではありませんでしたので、司会やゲストの方々の話をメインに、参加者同士のディスカッションも交えて、いろんな人がいろんなことを考えていることを、改めて知りました。その中でも、印象に残っているものを2つほど。

「Web2.0はまだ来ていない」。YES!本質はその通りだと思います。

web2.0はまだ終わらない? - 一人シリコンバレー男 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

私が感じたweb3.0のキーワードは?と言うと。
1、常時接続性
2、行為の消費
3、自由と圧力
の三点でございます。

あまりにも未成熟で無法な世界だから、関わる人間はアツくなれるんですよね(^^

人気低下ブログ: おいお前ら!Web2.0は好きですか?―20thRTCカンファレンスより

今回のカンファレンスを通して、一番感じたのは「みんなWeb2.0が好き」ということです。確かにWeb2.0という言葉は広告の文句のようになってしまい、輝きを失っています。広告の文句のように使われるようになったことで、多くの人々はその意味を誤解しているか、その意味を理解していません。

個人的に、「意味を理解する」のと「体が自然とそう動く」のとは異なるものだなぁ、と感じることが多いです。自戒を込めて。

上を見て、言葉はいつも足りなくて。:テレビが気になる。:RTCカンファレンス

PS3とWiiの比較というのはいろいろなところで展開されていて、その比較の中でネットという言葉が出てくるのは珍しくありませんが、テレビというキーワードが出てきたのは新鮮。

藤代さんの切れ味鋭いコメントも見ものでしたね。

ガ島通信 - RTCカンファレンス「2.0終了の次」とネットの自由

例のごとくテーマは大拡散だったわけですが、個人的に気になったのは「ネットの自由と規制」「PCネットの次(テレビ、モバイル)」。

隊長が書籍「アルファブロガー」の中でつとにそこのところを語っていたのを思い出しました。またここだけ切り出して議論してみたいですね。


ということで、21回目もまたやりますよー。

ちなみに次は番外編で、3月6日(火)にWindowsケータイFANさんと共催で、「携帯プラットフォームの変化」についてやる方向です。jig.jpの福野社長やイーモバイルの方、マイクロソフトの方が登壇予定。お楽しみにー。


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