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2007年07月30日

RTC Vol.25『ネットサービスの存在意義』後録

先週金曜27日はRTC Vol.25「ネットサービスの存在意義」ということで、ライブドア代表取締役の出澤剛さんとロケーションバリュー代表取締役の砂川大さんをゲストに迎えて議論を展開しました。参加者も100名くらいの大入でした。ご参加の皆さん、お疲れ様でした。

今回のセッティングは事前から正直、まとまるんかいな、と自分らでも心配していましたが、出澤さんの force of the livedoor (ライブドアの性善面)と、砂川さんの哲学&ロジックがスマッシュヒットで、かなり面白い時間になりました。

カンファレンスのログはこちらからどうぞ。チミンモラスイさん、いつもありがとうございます。
チミンモラスイ? : 『「ネットサービス」の存在意義』@RTCカンファレンス

今回のようなテーマを設定しつつ、私自身も自分の中で個の時代を促進するフィールドである「インターネット」というものと、300年の昔から組み上げられてきた「株式会社組織」というものの結節点のようなものに対するつかみどころのなさを感じながら毎日の時間をすごしています。

私自身は概念的にはネットというのは、たくさんの個人の知識・知恵・感情がつながりあって熱量が発生しそれが価値となって循環する「場」であるということを考えていて、その存在意義の大きさをリアル社会での経済原理と融和させたい、というようなことを日々考えています。

今の世間の人々にはまだネットの本当の価値をベネフィットとして受け取ってもらうにはまだまだネットは垣根が高すぎるし、まだまだ健全に経済が回転しているともいえない。そんな状況を覆していくことがそうたやすく進むわけではないのはわかっていることなので、日々試行錯誤です。

そんな中で、今回のようにたくさんの方々と同じ問題意識で時間を共有することができたのはとてもよかったです。以下、参加の皆さんの後録をご紹介。

On The Bridge -memorandum record RTCカンファレンス Vol.25 「ネットサービスの存在意義」

出澤氏は、収益性よりユーザを見ることが大切であるとおっしゃった。ユーザ視点に立つということだが、これは当たり前のことのように思うが、難しいことで、創っている側の想いが一人歩きしていることは往々にしてある(昨今話題のブログマーケティングなんてものは大企業ははずしまくりな訳で。。)。
砂川氏は、何のためにやっているかと言えば、おもしろそうだからジャストアイデアでやるのではなく、ロングスパンで見て世の中のためになることをやっていると。GEを折り合いに出されていたが、200年後にリスペクトされるような企業を目指すそうだ。

ネットベンチャーのススメ - PCから携帯まで | RTC Vol.25:「ネットサービス」の存在意義

出澤さんや上原さんが手がけているCGMの分野では儲かるビジネスモデルがあまり確立されていないため、砂川さんのインターネットはツールでしかないからリアルビジネスの補完的な役割を担わすべきという考えに、出澤さんや上原さんが押され気味だったように思う。

タケシメモ - RTCカンファレンス Vol.25:「ネットサービス」の存在意義 参加メモ

これは何もライブドアだけでなく、ネットサービスやコンテンツ・メディアに関わる企業すべてに言えることかもしれない。かなり長いこと続け、確実に定着したlivedooorブログは、技術力によって運用コストを下げ、細かいところからマネタイズできるモデルができあがり、黒字化に結びつけたとか。

RTCカンファレンスvol.25に行ってきましたよ。:じだらく-マーケティングが語りたいけど語れない人のブログ

一つのキーワードは「コミュニケーション」であり、もう一つは「距離がちじまる」ってことだと思うのだよね。ネットの楽しみは、それが人間であろうが、ウェブであろうが、ロボット的ななにかであろうが、何かと「コミュニケーションをとる」という態度であるし、本なら本屋へ行って買う、という物理的な距離があるのだけれど、ネットというのはその距離を圧倒的にちじめてくれる存在だと思うのです。

じだらくのアイカワさん、いいこと言ってますね~

RTCカンファレンスVol.25に参加 - *Sync

サービスを始めるとその説明をしないと広まらない。が、事業内容や計画の内容を説明しても全く理解されないことがあった。でも目減ずに説明をくりかえすと、理解できる人が勝手に話してくれるようになる。企業としてやりたいことをやるのではなく、ユーザにとって有益だと思われるものをつくろう。

起業1.0と起業2.0|コウコクノミライ

新しいネットサービスを作るため、起業する人は多い。
「こんなんあったらネット便利になるな」というサービスは、中の人の域を出ない「起業1.0」なんではないだろうか。対して「こんなんあったらリアルライフ便利になるな」と
外の人にも理解させられるサービスを「起業2.0」と呼びたい。

コウコクノミライさんもいいこと言ってます。まさしく。

チミンモラスイ? : 『「ネットサービス」の存在意義』@RTCカンファレンス

生活のあらゆる場面でネットサービスの利用シーンがありますが、その中で、無くては困るものとそうでないものという整理はできそうです。ところが、無くては困るようなサービスでも、単体では成立することは困難で、複数のサービスの存在の前提によって成立していたりします。"存在意義"というのはそのへんにヒントがありそうです。


ということで、8月もまた下旬頃にRTCカンファレンスVol.26やりますよ。今度はどんなテーマか、乞うご期待です。


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