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2007年09月09日

RTCカンファレンス Vol.27:『上場と起業』

起業したことのない人々にとって『起業』という言葉にはどこか晴れがましく甘美な響きがあるようです。その理由はおそらく「自分の好きな仕事で身を起てる」という職業人としてのあこがれと、「株式上場して一攫千金」という金銭面でのあこがれが生んでいるイメージなのだろうと思います。実際に、好きな仕事で起業して社会に価値を提供している人もいますし、株式上場して一攫千金に至った人もいます(上場してからがいよいよ大変なわけですが)。

ただし、それを手に入れる人はごく一握りでその道程は死屍累々であることもよく知られる事実。「成功するのは1500人に1人(と、成功していない人が言う)」「上場なんてロクなことない(と、上場してない人が言う)」「安定が一番だって(と、輝きを失い済の人が言う)」 自分が屍になることなど想像もしない起業家予備軍にとっては、現実感のない統計論や感情論を聞いても何の意味も為さないと思います。

また反対に、創業社長の上場物語だけを聞いて夢をふくらましていても、そこにあるのはすでに見事な脚本と演出で彩られた輝かしい苦難と栄光のストーリーしかないわけです。疑似体験に酔っているだけでは何も前に進まない。


今回のRTCでは『上場と起業』の現実を、それを語るのにふさわしい2人(3人になるかも)の方をお迎えします。

2005年・2006年のネット系目玉上場企業と言えば、ディー・エヌ・エー、ドリコム、ミクシィの3社。このところ、これらの上場ベンチャーの幹部として社の上場に貢献し、一定期間を経て退職、自ら起業、という道を選んでいる人物が続々と現れています。

今回はそんな彼らの体感したベンチャー企業の上場前・上場後の変化、ベンチャー幹部からの退職・起業の体験、そして彼ら自身の描いたキャリアの喜びと苦悩を余すところなく語ってもらおうと思っています。

■塚田寛一氏 (元 株式会社ミクシィ取締役 FindJob!事業部長)
1978年生。東京大学法学部在籍中に株式会社イー・マーキュリー(現ミクシィ)にインターンとして参加し、卒業後に入社。同社の創業期よりFindJob!事業の発展を支え、事業部長として「満足度No.1転職サイト」にまで育成。ミクシィの上場から9ヶ月後の2007年6月同社を退社し、現在はソーシャルアントレプレナーとして新たな事業を準備中。

■岡田龍氏 (元 株式会社ディー・エヌ・エー モバイル統括部長)
現 株式会社ロッソ代表取締役。1974年生。大学卒業後、日本オラクルに入社。同社の上場を経験の後、創業間もないDeNAにエンジニアとして入社し、ビッダーズ事業の渉外責任者やモバイル事業の統括部長を歴任。2007年初頭に同社を退職し、現在は株式会社ロッソ代表として再び事業のスタートアップに取り組む。

■もう一人、サプライズゲストも予定

●RTCカンファレンスVol.27 『上場と起業』
○日時: 2007年9月26日(水)19:00-21:005(18:30受付)
○場所: 慶応義塾大学三田キャンパス内 図書館新館B1 AVホール
     会場へのアクセスキャンパス内マップ(⑤です)
○料金: 無料 (慶応大学図書館のご協力により)

○申込方法: こちらの申し込みフォームからお申込ください。
○その他:
・筆記用具と名刺を1枚以上はご持参ください
・簡単なケーススタディとディスカッションの時間があります
・飲食物の持ち込みは原則禁止です
・21:30~23:00で懇親会を予定しています(参加自由)

今回は慶應義塾大学図書館のご協力を得ているため、皆様には無料でご参加いただけます。特に「上場」と「起業」に興味のある方々は、初めてでもお気軽にご参加いただければと思います。毎回4割程度は初参加の方です。


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