2009年05月17日
ウェブサービスに粘着性が重要な件
私はmixiが出たての頃にユーザーとしてドンはまりしていたクチなのですが、その当時他の人にその魅力を伝えるときによく「粘着性」という言葉を使っていました。その後mixi疲れなどと表現されるに至ったあの「見に行かずにいられない感」のことですね。
当時他に適切な言葉が見当たらなかったので「粘着性」という言葉を使っていましたが、この言葉の元来持つ意味と当時のmixiのあしあとや新着コメント赤文字表記などの与える感覚が合致していたのか、強く共感されることが多かったのが印象にあります。
今ググッてみてもあまりこの言葉をウェブサービスにおける常用性・依存性を表現する語としては使用されてないようですね。でもまあ気にせず今後も使っていこうと思います。
※追記21:59: 情報社会学で使われる「スティッキネス」という言葉そのままじゃないか、という突っ込みをいただきました。スティッキネスでググるとそれっぽいのたくさん出てきます。わーはずかし。
いろんな側面でPV/UU神話が崩壊しつつある昨今、ウェブサービスの最重要KPIは「アクティブ率」になってくると思います。そして「粘着性」という語はその最重要KPIの趨勢を握るウェブサービスのキモとなってくると思います。
現状、粘着性のある機能はコミュニティ系に実装されているものが多いです。
「人に見られてる感」を演出することで、それが「自己の存在確認」となって安心できる・快感となる、というもの。「承認欲求」を満たすというところに帰結します。具体的な粘着機能としては、mixiの初期機能群、ブログのリアルタイムアクセス解析など。
同様の粘着性を持つものに「育成・コンプリート系」があります。モバゲーを始めとするアバタものはここに該当するでしょうか。GREEのクリノッペや携帯コミックの連話買い、最近話題の位置ゲーにも多いですね。これは人が持つ「征服欲」に帰結するでしょうか。もう少し分類できる気もします。
最近早速「twitter疲れ」という言葉が生まれているくらいなので、twitterが持つ粘着性にもすさまじいものがあると思いますが、これまでのコミュニティ系が持つものに加えて少し異なるものがありそうですね。短文タイムシフトコミュニケーションがナマ感・ありのまま感を引き出して、それが「つながりの心地よさ」を膨らまして粘着質になるような。今までで一番草薙素子に近づいている気がします。
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