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2009年06月07日

『日本のネット業界に時の鐘を鳴らすのはいつも梅田望夫』説

今週の一番のトピックスと言えば日本W杯出場決定・・ と言えなくもないが、日本のウェブ界隈では何と言っても梅田残念騒動だったかと思います。

日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞く(前編) (1/3) - ITmedia News

ユカタンこと岡田有花記者としては、梅田インタビューで「日本のWebは残念」なる記事タイトルをつけた時点でこのくらい燃えることは想定していたことでしょう。内容は若干過激ではあるものの、梅田氏がこれまで語ってきた言葉を若干ネガティブオブラートに包んだだけでそれほど突拍子もないことは言っていないような気がしています。ユカタンに何か思うところあって仕掛けた炎上だったのかな、と思っています。

そんな妄想好きな上原の中でここ数日ブームになっているのが、『日本のネット業界に時の鐘を鳴らすのはいつも梅田望夫』説。これまで幾度も梅田氏の鳴らした”鐘”が日本国内のネット産業の空気・景気の「山」と「谷」を告げていた、という見方です。それが見事に「3年周期」であるところも美しい。


1度目の鐘は2003年3月31日に鳴らされた。梅田信者の間では今も語り草となっているCNETでの連載『梅田望夫・英語で読むITトレンド』が開始された日。この連載を通じて日本に持ち込まれたシリコンバレー動向とGoogle神話が後の「Web2.0」ブームをもたらすことになる。ネットバブルからの長いトンネルを抜ける「谷」の宣言がそこにあった。

2度目の鐘は約3年後の2006年2月7日。梅田氏の名を一躍世間に轟かせることとなった代表作『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』が発刊された日。この本は60万部を越えるベストセラーとなり広く一般人にまで「ウェブ」の可能性を布教することとなった。しかし、その頃裏番組ではライブドア堀江氏の逮捕、新興市場の急落などが起きており、産業動向としては「山の頂上」のタイミングを報せる鐘となった。

そして2009年6月1日。「梅田残念論」。

今回彼(とユカタン)が提起した日本のウェブに対する悲観論とそれに対して起きたネットピープルによる憤怒のネガティブキャンペーンは、長らく続いた日本のネット業界の下げの流れに終止符を打つ”谷”の宣言となるのではないかな、と。


先日IVSで感じた空気の高揚も然り、リアルな新興株式の上昇ムード然り、今回の残念論が後で振り返ると「”谷”の宣言だったね」と語られることになるような、そんな気がする初夏の日曜日なのです。

参考: Amazon.co.jp: アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれから: FPN, 徳力 基彦, 渡辺 聡, 佐藤 匡彦, 上原 仁
4年前、2005年8月頃に私が梅田さんにさせてもらったインタビューがこれに載ってますよ。当時とそんなに言ってること変わってないって。


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