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2009年11月27日

始末してきばる

一般的に「始末する」という言葉は負の意味合いを帯びることが多いようですが、滋賀県出身の私にはたいへん違和感があります。滋賀では基本的に「始末」はほめ言葉、倹約できる、モノを生かしきる、うまく片付けるといった意味を帯びているものでした。「あんた、よー始末できるなぁ」のような用法。

始末してきばる

近江商人に共通な日常の心構えである。倹約につとめて無駄をはぶき、普段の生活の支出をできるだけ抑え、勤勉に働いて収入の増加をはかる生活を表現している。「しまつ」は単なる節約ではなく、モノの効用を使い切ることであり、「きばる」は、近江地方では「おきばりやす」という挨拶につかわれているくらい日頃から親しまれた言葉である。近江商人の天性を一言で表現している。

「三方よし」 ミニ情報 - 用語解説 - 近江商人関係より

個人的に日本史の為政者で好きな人を挙げるときには徳川吉宗が浮かびます。質素倹約を旨として現場主義で改革を進めた人物ですね。おそらくこれは私が滋賀の実家で受けた始末してきばれの教育によるところが大きいと思います。

しまつしてきばろ。

関連: 始末の始末 - されど空の青さを知る


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